アンケートモニターは副業として成り立つのかどうか、気になる人は多いのではないでしょうか。

副業元年となった2020年以降、副業OKの企業が増えています。

会社員勤めをしながら、空き時間で効率的に稼ぎたいという人のために、今回はアンケートモニターを副業にするメリット・デメリットについて紹介します。

また、アンケートモニターで稼いだ報酬は確定申告が必要なのかについても解説しましょう。

副業で人気のアンケートモニターとは？

アンケートモニターとは、企業が依頼するアンケートに答える仕事です。

スマホやパソコンを使ってアンケートに答え、報酬として現金やポイントなどを受け取ります。

企業は、新商品やサービス開発、改善などを行う際、アンケートを実施するのですが、より多くの人にモニターとして参加してもらうことで、多くのデータを集めています。

主なアンケートモニターとしては、以下のような種類が主流です。

アンケートモニターは隙間時間を活用して取り組めるため、副業として人気を集めています。

アンケートモニターを副業で行うメリット・デメリット

一般的なスマホやパソコン操作ができるのであれば、誰でも気軽に始められるアンケートモニターですが、副業として行うことで、どんなメリットやデメリットがあるのか気になる人は多いでしょう。

アンケートモニターを副業にするメリットとデメリットについて解説します。

メリット

アンケートモニターは手軽にできる案件が多いのが最大のメリットです。

スマホひとつあればできるものが多く、時間や場所に縛られずに参加できます。

インターネット環境が整っていればすぐに始められるので、大きな初期費用もかかりません。

自分の感想や意見を伝える仕事ですので、特別なスキルを必要としない点も始めやすいポイントです。

ノルマもなく、自分のペースで収入を増やしたいという人におすすめの副業といえます。

デメリット

アンケートモニターは報酬がそれほど大きくない点がデメリットとして挙げられます。

誰でもできる一方、1件あたり数百円程度の案件が多いです。

さらに、単発な案件も多く、継続的に行える保証はありません。

また、報酬はポイントで用意されていることもあり、ポイントを現金にするためには最低限必要なポイント数が設定されている場合もあります。

案件を継続的に受けることの難しさ、ポイントを最低限稼げないと換金できないことがアンケートモニターのデメリットです。

副業でアンケートモニターは稼げる？

アンケートモニターは、手軽にできる一方で、1件あたり100〜200円程度の単価と高くないのが特徴です。

商品モニターの場合は、1件あたりの単価500〜5,000円程度と、案件によってさまざまですが、その商品は自分で買い取る場合とアンケート回答後に返送する場合などがあります。

しかし、会場調査の場合は会場を訪れる手間はかかりますが、3,000～5,000円の単価と比較的高いです。

安定的にしっかり稼ごうと思うと大変かもしれませんが、まめに案件をこなせれば、お小遣いレベルであればアンケートモニターで十分稼げます。

副業でアンケートモニターをした際の確定申告

会社勤めをしながらモニターの副業で得た雑所得が年間で20万円を超える場合、確定申告が必要です。

アンケートモニターの収入から経費を差し引いた雑所得が20万円を超えている場合は、会社で行われる源泉徴収とは別に、個別で確定申告を行わなくてはいけません。

アンケートモニターの他に副業を行っている場合でも、雑所得の合計が20万円を超えていれば、同様に確定申告が必要です。

副業するならやりがいのあることをしよう

アンケートモニターは、時給で換算すれば金額が高くなる場合も多いため、空き時間を有効的に使えます。

しかし、単価の高い案件は参加できる回数が少なかったり、めったに公募されなかったりするため、安定的に稼ぐことは難しいかもしれません。

せっかく副業するなら、自分のやりがいのある仕事を選びましょう。

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