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ネイルサロンを開業する店舗物件の探し方!失敗しないためのポイント

2024年06月13日

ネイルサロンの開業を決めたら、まずは物件探しから始めます。

物件選びはサロンの雰囲気に影響する重要な要素なので、慎重に選ぶ必要があります。

今回は、サロン用の賃貸物件を借りてオープンしたいと考えている方に向けて、失敗しないための店舗物件の選び方を紹介します。

ネイルサロンの開業準備はいつからすべき?

オープン日を決めた上で、そこから逆算して準備開始時期を設定するのがベストな方法です。

サロンの形態によって多少の違いはありますが、通常は3ヶ月から半年程度の準備期間が望ましいと言われています。

この期間があれば、着実に開業準備を進め、落ち着いてオープンを迎えられるでしょう。

準備に余裕を持たせることで、サロン運営のスタートを順調に切ることができます。

ネイルサロンの店舗物件探しで失敗しないポイント

ネイルサロンの店舗物件探しで失敗しないためには、以下のポイントについて確認しておきましょう。

  • 譲れない条件をあらかじめ設定する
  • 立地・価格・質のバランスを慎重に見極める

それぞれについて解説します。

譲れない条件をあらかじめ設定する

理想のサロンを思い描きながらも、すべての条件を満たす完璧な物件はなかなか見つからないものです。

そのため、物件選びに当たっては、あらかじめ絶対に譲れない最優先条件を1つ決めておく必要があります。

立地、家賃、広さ、雰囲気など、理想を書き出し優先順位をつけた上で、唯一譲れないラインを明確にしましょう。

この最優先条件さえクリアできれば、他の条件で妥協の余地が出てくるからです。

立地・価格・質のバランスを慎重に見極める

物件選びでは、立地、価格、物件の質のバランスが何より重要です。

立地が良くても家賃が高すぎれば経営を圧迫し、物件の質が良くても立地が悪ければ集客に難があります。

一見魅力的に見える物件でも、周辺の治安の悪さや利便性の低さで固定客獲得が難しい場合もあります。

また、コンセプトと求める雰囲気が合わない物件を選んでしまうと、方向性を見失い経営が破綻するリスクもあります。

これらのリスクを回避するには、立地、価格、物件の質を総合的に検討し、バランスのとれた物件を選ぶ必要があります。

店舗物件を実際に見に行くときに見るべきポイント5つ

店舗物件を実際に見に行く際は、以下の点を見ておきましょう。

  • 内装の確認・活用方法
  • スムーズな動線の確保
  • 水回りの状況
  • アクセスと来店手段
  • 前の入居テナントの状況

それぞれについて解説します。

内装の確認・活用方法

店舗物件を見る際は、まずご自身のサロンイメージを明確にしましょう。

そのイメージに沿って、床や壁紙、広さなどの内装をチェックします。

路面店やロードサイド店舗であれば、内装を自身の好みに合わせて改装できますし、前テナントの内装を引き継ぐこともできて費用を抑えられます。

一方、マンションやモール内の店舗は大がかりな改装は困難です。

与えられた空間をどう活用するかが重要になります。

スムーズな動線の確保

ネイルサロンでは、スタッフの動きがスムーズであることが欠かせません。

お客様のお出迎えからお見送りまで、無駄なくスムーズに動けるかをイメージしましょう。

動線が悪いと余計な動作が生じ、作業効率が落ちて売上げ低下の原因にもなりかねません。

事前に他サロンの参考になる内装事例をリサーチし、良い動線を具体的にイメージすることが重要です。

水回りの状況

手洗い場やトイレなどの水回りの状況もチェックすべきポイントです。

モール内店舗は共有スペースが多いですが、個別の物件を借りる場合はトイレの位置を変更するのが難しいでしょう。

トイレは店の清潔イメージに直結するので、その場所や状態をよく確認する必要があります。

老朽化している場合は改装を要するかもしれません。

アクセスと来店手段

ロードサイド店は駐車場スペースが確保されていることが多いですが、路面店やマンション店舗の場合は近隣に駐車場があるかを確認しましょう。

お客様が車で来店することを想定する場合はアクセス環境が重要です。

一方で公共交通機関を利用した来店がメインとなる場合は、最寄りのバス停や駅からの距離が気になるポイントです。

「駅から徒歩圏内」「通いやすい立地」といった条件は、新規集客やリピート獲得に直結する重要な要素になります。

前の入居テナントの状況

物件の前に何が入っていたかも、確認しておくべき事項です。

特に美容や健康関連の店舗であれば、悪いイメージが残されていないかを気にする必要があります。

ネイルサロンをはじめ、美容院やエステなどは「キレイになれる」という良いイメージのお店です。

そうした夢のある店舗に対して、前テナントから悪いイメージが持ち越されていては望ましくありません。

集客に悪影響を及ぼしかねませんので、必ず前の入居状況を確認しましょう。

ネイルサロンの店舗物件契約の注意点

ネイルサロン開業のための良い物件が見つかり、契約を急ぎたい気持ちになるのは自然なことです。

しかし、最終的な契約手続きこそ、慎重に対応すべきなのです。

入居費用だけでなく、退去時の費用や設備の取り扱いについても、しっかりと確認しておく必要があります。

具体的には、退去申請はいつまでに行う必要があるのか、退去時に内装を全て撤去しなければならないのか、設備に不具合があった際の管理会社の対応はどうなるのか、といった点を事前に把握しておく必要があります。

これらはすべて金銭的なコストにも関わってくる重要事項です。

物件が気に入れば、できるだけ早く契約を済ませたくなりますが、後々トラブルになりかねない契約内容を見落としてしまっては元も子もありません。

開業に向けた大きなステップでもある物件契約には、くれぐれも慎重さを持って臨む必要があるのです。

ネイルサロンの店舗物件はリサーチが最重要

ネイルサロンの物件選びは、多くの要素を検討し確認する必要があり、非常に手間のかかる作業です。

候補物件を見つけ出すだけでも大変な労力が必要です。

その一方で、物件選びを誤ると、これまでの努力と投資した資金が無駄になってしまう重大なリスクもあります。

「確認すべき点が多すぎて大変そう」

「候補を探すだけでも時間がかかりそう」

「一人で選んで失敗したらどうしよう」

こうした不安から、物件選びの難しさを実感するかもしれません。

しかし、この手間の大きさこそが物件立地の重要性を示しているのです。

しっかりとリサーチを重ね、最適な物件を選ぶことが、事業の将来を左右するといっても過言ではありません。

安全かつ理想的な店舗物件探しなら、beberiseにお任せください。

beberiseでは不動産の購入・売却・賃貸をサポートします。

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