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海沿いの店舗物件のメリット・デメリット!探す際の注意点についても解説
2024年06月06日
海の近くの土地は、多くの人を魅了します。
波の音を聞いたり、潮の香りを楽しんだりできるのが大きな魅力です。
しかし、海の近くに店を開くことには、メリットだけでなく、デメリットもあります。
そこで今回は、海沿いの店舗物件を選ぶメリット・デメリット、また探す際の注意点についても解説します。
海沿いの店舗物件のメリット
海沿いの店舗物件は、以下のようなメリットが挙げられます。
- 素晴らしい景色や自然環境を楽しめる
- 新鮮な魚介類を手に入れやすい
これらは海沿いだからこその魅力です。
それぞれのメリットについて解説しましょう。
素晴らしい景色や自然環境を楽しめる
海沿いならではの美しい景色を堪能できることが大きなメリットです。
たとえば、海岸線に沈む夕日や澄んだ空と海のコントラストなどが楽しめます。
日中は観光客で賑わうエリアも、夜になると静かになります。
夜や早朝の静かな海をゆっくり楽しめるのは、地元の人ならではの特権です。
新鮮な魚介類を手に入れやすい
今では海から遠くても新鮮な魚が手に入りますが、海辺で獲れたばかりの魚介類を食べるのは格別です。
港の市場から直接仕入れるだけでなく、自らで釣って仕入れた鮮度抜群の魚を、すぐに店で調理できるのも海辺の店ならではの楽しみです。
海沿いの店舗のデメリット
海沿いの店舗物件のデメリットは以下の通りです。
- 塩害や強風の影響を受けやすい
- 自然災害への対策が必要
これらも海沿いに店舗ならではのデメリットです。
それぞれのデメリットについて解説します。
塩害や強風の影響を受けやすい
「塩害」とは、塩分を含んだ風が原因で、植物の育成が難しくなったり、建物や車などの金属部分が劣化しやすくなる現象です。
海に近い物件では、潮風の影響で車や自転車が錆びやすくなり、寿命が短くなることが多いです。
そのため、頻繁に水拭きなどのメンテナンスが必要となり、負担を感じやすいでしょう。
また、強風も注意が必要です。海沿いは風を遮る建物が少ないため、強風によって海岸の砂が運ばれ、洗濯物を汚してしまうこともあります。
風が強い日には、室内に砂が吹き込む可能性があるため、窓を閉めておく必要があるでしょう。
自然災害への対策が必要
海の近くの土地では、津波や台風などの自然災害の影響を強く受けやすいです。
そのため、海辺に店舗を構える際には、災害への対策をしっかりと考えておく必要があります。
津波に対しては、ハザードマップで災害リスクと避難場所を事前に確認しておくことが重要です。
また、台風対策として「必要以上に屋外に物を置かない」「窓ガラスの補強をしておく」など、日頃から緊急時の対応策を考えておくと良いでしょう。
海沿い店舗物件を探す際の注意点
海沿いで店舗を構えるのであれば、以下の点に留意する必要があります。
- ハザードマップで災害リスクを確認する
- 季節ごとの気候や特徴を理解する
- 交通の便について考慮する
それぞれの注意点について解説しましょう。
ハザードマップで災害リスクを確認する
ハザードマップとは、国や地方自治体が作成する防災地図のことです。
地震や津波、土砂災害、水害などの自然災害を予測し、被害の範囲や避難場所、避難経路を地図上に示しています。
店舗物件のあるエリアのリスクや浸水の程度を確認するために、必ずハザードマップをチェックすることが重要です。
季節ごとの気候や特徴を理解する
慣れていない土地では、季節ごとの気候や特徴を把握しておくことも大切です。
オンシーズンにしか訪れたことがないエリアの場合、オフシーズンの気候や近隣の店の状況も確認しておきましょう。
海水浴場や観光地の近くなら、観光客が多い時期の快適さや治安も調べておくと良いでしょう。
交通の便について考慮する
首都圏近郊であれば、海の近くでも都心からアクセスしやすい場所があります。
物件を選ぶ際には、具体的にアクセスのしやすさを確認しながらエリアを絞り込むと良いでしょう。
海沿いの店舗物件を選ぶならしっかりと下調べしよう
海の近くにはさまざまな魅力がありますが、塩害や自然災害などの被害には十分に注意が必要です。
海沿いの店舗物件を選ぶ場合、ハザードマップをチェックして避難経路を把握することも忘れてはいけません。
また、オフシーズンの状況や気候も事前に調べておきましょう。
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