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店舗物件における審査の流れとは?見られるポイントもあわせて解説

2024年05月22日

新しい事業を始めるために店舗を借りる際、必ず入居審査が行われます。

資金さえあれば誰でも受かると思われがちですが、審査の流れやチェックされるポイントを理解しておかなければ落ちるケースも多いです。

そこで本記事では、店舗物件における審査の流れや見られやすいポイントについて解説します。

店舗物件を借りようと考えている方は、審査の流れを把握し事前に対策するための参考にしてください。

店舗物件を借りる前に審査が行われる理由

店舗物件の審査を行う理由

店舗物件を借りる際に審査が行われる理由は、オーナーがより理想的な借主を選出するためです。

貸し出した人物に資金力がなければオーナーは物件収入を回収できません。

また、近隣住民との揉め事や反社会勢力が居住するといったトラブルが起これば、オーナーが責任を負うことになってしまいます。

貸し出した後のトラブルを避けるために、事前に入念な審査を行うのです。

好条件の店舗物件の場合、希望者が多くなるため審査はさらに厳しくなります。

そのため、資金力や人柄の良さ、事業計画などをオーナーにアピールしなければいけません。

店舗物件における審査の流れ

店舗物件の審査の流れ

店舗物件を借りる際にオーナーによる審査が行われます。

入居審査の主な流れは以下の4つです。

  • 契約申込書を提出する
  • 事業内容や財務状況がわかる書類を提出する
  • オーナーと面談を行う
  • 審査結果の通知を待つ

店舗物件を借りようと考えている方は、しっかり把握しておきましょう。

契約申込書を提出する

借りたい物件が見つかったら、まず契約申込書を提出します。

ここでは、オーナーではなく物件を管理している不動産会社に提出します。

記載する内容は通常の賃貸契約の場合と同じで、以下があげられます。

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • 勤務先
  • 収入
  • 連帯保証人

ここでは、賃料を払うだけの資金力があるかや、万が一払えなくなった場合の連帯保証人がいるのかが判断内容です。

また、入念に資金力を調査するために、契約者・連帯保証人の源泉徴収票や確定申告書などの提出を求めてくる場合もあるので事前に準備しておきましょう。

事業内容や財務状況がわかる書類を提出する

契約申込書の次は、事業内容や財務状況がわかる書類を提出します。

具体的に以下のような内容を記載しなければいけません。

  • 事業内容や概要
  • 事業のコンセプト
  • 事業主の経歴
  • 取扱い商品、サービス
  • 従業員の状況
  • 借入状況
  • 必要資金と調達方法
  • 収支計画

新規事業でまだ実績がない場合は、事業計画書や契約者本人の収入・貯金額を確認される場合もあります。

オーナーと面談を行う

書類を提出した後は面談を行いますが、直接オーナーとする場合と仲介である不動産会社と行う場合の2通りがあります。

面談では主に契約者の人柄を判断するために行うので、事業を始めるに至った思いや希望物件にした理由などをしっかり伝えましょう。

審査結果の通知を待つ

店舗物件の審査が終われば、一般的に約1週間ほどで合否の結果が届きます。

審査の合否に関係なく連絡がくるので、もし通知がない場合は不動産会社に問い合わせてみましょう。

店舗物件の審査で見られやすいポイント

店舗物件の審査で見られやすいポイント

店舗物件の審査で見られやすいポイントは、以下の3つです。

  • 店舗の営業時間
  • 借主の人柄
  • 事業計画の明確さ

審査を受ける前にしっかり把握しておきましょう。

店舗の営業時間

店舗物件の審査では営業時間を確認される場合がほとんどです。

なぜなら、住宅街で深夜まで営業していたり、人の出入りが激しかったりすると近隣住民からクレームが発生する可能性があるからです。

クレームによる揉め事にオーナーが巻き込まれないために、地域によっては営業時間が遅いだけで審査に落とされる場合もあります。

借主の人柄

審査では契約者の人柄を重視するオーナーが多い傾向にあります。

やはり人と人の契約なので、信頼できるかが大事です。

近隣との揉め事が少なそう、真面目に事業に打ち込みそう、単純に話していて気が合うなど理由はオーナーによってさまざまです。

特に面談を行う際には、オーナーに好印象を持ってもらえるような態度で臨みましょう。

事業計画の明確さ

店舗物件の審査では、事業計画の明確さも大事です。

すでに事業を始めており、ある程度の実績がある場合は資金力を示せれば受かる確率は高くなります。

しかし、これから新しく事業を始める際は、今後どのような段取りでどういった内容の事業を行うのかを明確に示さなくてはいけません。

契約者の事業に対する熱意が高くても、再現性がなく成功するイメージがわかなければ審査に落とされてしまいます。

収益見込みや経営戦略、競合の分析などを数値によるデータで示し、現実味のある事業計画を提案することが大切です。

店舗物件の審査が不安な方はbeberiseに相談しよう

不動産会社に相談

店舗物件を借りる際に審査は必須ですが、初めての場合流れや見られるポイント、何に気を付ければ良いのかなど分からないと思います。

店舗物件に強い不動産会社であれば、理想とする物件を見つけられるだけでなく審査に対するアドバイスも行ってくれます。

お近くに店舗物件に強い不動産会社がない方は、beberiseにご相談ください。

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